Evelyne Nyairoは、パンデミック発生時に頼れるパートナーを必要としていました。
そのパートナーを見つけました。
「一番必要なときにUPSが見つかりました」と、Ellie Biancaの創業者のNyairoは述べています。
環境科学者、化学者であるNyairoは、自身のスモールビジネスを変革し、世界が劇的に変わった2020年を生き延びました。
「UPSのアカウントマネージャーに連絡したところ、このマネージャーが文字通りEllie Biancaの一部となりました」とNyairoは述べています。「UPSのソリューションは迅速でした。」
Ellie Biancaはパンデミックに対応して手の消毒液、その後ハンドソープの製造を開始しましたが、こうした製品の製造はこれまでに行ったことはありませんでした。
「今意味のあることを何かしたかったのです」とNyairoは述べています。
会社創設以来、実現に努めていたのはバランスです。
性の平等、自然の美しさ、健康な生活
ケニアで育ったNyairoは、若い男性と女性とで期待と特権が大きく異なる、男女が不平等な文化に浸かっていました。
これを何としても変えたいと思っていました。
内面と外面ですべての女性に、自らの強さと美しさを生かす機会がある世界の構築に着手しました。
アフリカとヨーロッパ、北米での経験を礎に、生シアのような長期的に使用できる自然製品の生産者との関係を開拓してきました。
環境に優しく天然の栄養分を生産する機会を見いだし、またこのリソースを手作業で収穫、処理している女性も支援しました。
ロールモデルになることを真剣に考える
調達や生産、購買や流通まで、Ellie Biancaはスキンケアにとどまりません。同社の目標は、自信と誇り、愛を通じて女性に力を与えることです。
黒人女性がオーナーで運営に当たるビジネスとして、Nyairoは、自身のミッションは倫理的に調達された天然の健康的なスキンケア製品を生産することにとどまらないと考えています。
「若い黒人女性は、自分がなりたいと思っていないような女性にはならないでしょう」とNyairoは述べています。「彼らにはロールモデルが必要です。」
彼女の情熱は時代に合ったものです。UPSのマーケティング担当バイスプレジデントのKat Marranは直近のインタビューで、女性がビジネスに携わることが世界経済にとってどれほど重要かを指摘しました。
「McKinsey Global Instituteのレポートによれば、全世界で女性と男性が平等に経済に参加すれば、世界のGDPは2025年までに28兆ドル（26%）増加するとみられます」と、Marranは述べています。
NyairoとEllie Biancaの取引は兆単位ではありませんが、引き続き計り知れないインスピレーションを提供します。彼らのストーリーは、パートナーシップとビジョン、価値が、生活に大きな影響をもたらす持続可能なスモールビジネスを生む好例です。
大事なものを届けることで世界を動かすための、UPSのProudly Unstoppableの取り組みの詳細をご覧ください。
「若い黒人女性は、自分がなりたいと思っていないような女性にはならないでしょう。彼らにはロールモデルが必要です。」