UPSは社員の熱中症対策を強化

暑さから社員を守うるための投資
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Cormac Gilligan、UPS 安全衛生グローバル責任者。Gilliganは、25年以上にわたるグローバルな安全対策の経験を有し、国際的かつ異文化間のプログラムの開発を幅広く行っています。ロンドンのサウスバンク大学で職業安全・衛生学士号を、またアイルランドのカーロー工科大学で人間生理学の国家資格を取得しています。

当社のドライバーと荷物取扱担当者は、世界トップクラスの運動選手のようなものです。当社は、UPS社員が安全に働き、世界中の数百人の健康安全専門家のネットワークを利用できるよう、安全トレーニングに4億900万ドル以上を投資しました。これは、2022年の投資総額を6600万ドル上回る額です。 

暑い時でも働けるようにすることは、非常に重要です。十分に休息を取ってから仕事に来ることと、水分を補給することが、暑いときに安全を保つ上で重要です。当社ではまた、こうしたことは安全ソリューションの一部に過ぎないと認識しています。適切なトレーニングと装備、機器も、UPS社員の安全を保つ上での鍵となります。

当社はこの18か月の間に、熱中症の安全対策のトップの専門家と協力してさまざまな作業条件についての研究し、特に暑い日に、社員が安全に働けるようトレーニングとプロトコルをさらに改善してきました

すべてのUPS社員がこの夏をさらに安全に過ごせるようにする5つの方法は次のとおりです。

  • Rechargeを導入しました。これは、ゲータレード・スポーツ科学研究所コネチカット大学コーリー・ストリンガー研究所の運動時水分補給および暑さ対策の専門家と提携して開発した健康・安全プログラムです。 また、 クーリングファブリックを専門とする大手アクティブウェア企業MISSION®とも提携しています。これらの科学者は、数十年にわたり人体への熱の影響について研究しいます。当社ではこれらの専門知識を毎年の熱中症対策トレーニングに盛り込み、スポーツでの暑さ対策についての科学的な知見を社内で活用しています。

  • 配達ドライバーには、MISSION®と提携して開発した新しいクーリングスリーブと帽子を支給し、フィールドやコートでのイノベーションを当社の業務で生かしています。複数の研究によれば、身体の主要な部位を冷やすことで、体温が上がりすぎるリスクを大幅に減らせることが分かっています。MISSION®の最新のテクノロジーにより、クーリングファブリックの温度を体温より最大で30度低くできます。このスリーブと帽子は、NBCのToday Show 夏の必需品のコーナーで取り上げられました。

    サンアントニオのUPSのドライバーが、この新しいクーリングスリーブと帽子を試しているのをご覧ください。

 

  • ドライバーと内勤スタッフのために、44万個以上の特別の熱中症対策用品を提供し、必要に応じてさらに準備しています。

  • 7万6000台以上の配送用車両に、排気管の遮熱板を取り付けました。この対策により、 車両の床温度が最大約9.5度低下します。

  • 7万4000台以上の車両に、新鮮な外気を荷物室に取り入れ、ドライバーの快適さを向上させるための、外気導入テクノロジーを装備しました。

  • 当社は、荷物配送車での20万台以上の扇風機の設置を完了しました。

  • 施設で新しい扇風機約1万4000台の設置を迅速に進めており、1500か所の米国の施設で1万8000台の扇風機を新たに装備する予定です。

  • 熱中症対策の専門家のガイダンスに従い、すべてのUPS社員が必要な水分を補給できるように氷や冷水、電解質飲料へのアクセスを拡大していきます

当社は、今後も暑い日でも社員の安全を守るためのソリューションを検討していきます。こうした対策により、社員の健康と安全に対する取り組みをさらに強化し、1年を通じて全員が安全に働けるよう努めています。

UPSと全米トラック運転手組合は、車両における熱中症対策について合意に達しました。詳細についてはこちらをご覧ください

暑い天候時に安全に働くために準備しているUPS社員については、こちらのCBS News Texasのビデオをご覧ください。

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