ドイツ、ノイス
- 拡張は2023年まで2段階で行われ、ハブの現在の仕分け能力は1時間当たり3万個に倍増
- ハノーファー・ランゲンハーゲンの高度テクノロジースーパーハブは、米国以外でUPSの有数の額の投資であり、ドイツ経済への信認を示すものです。
- ドイツ企業をグローバルトレードとつなぐというUPSのミッションを支援するため、最大で500人の雇用が創出されます
UPS（NYSE: UPS）は本日、ニーダーザクセン州経済相のBernd Althusmann博士臨席の式典で、ハノーファー・ランゲンハーゲンに新たに1億6000万ユーロの高度テクノロジースーパーハブを開設したことを発表しました。完工後、米国以外でUPSの有数の額の投資となるこのハブは、UPSのヨーロッパおよびドイツのネットワークにおける重要なリンクとなり、当社のスマートグローバルロジスティクスネットワークへの企業のアクセスが改善します。
「ビジネスとリテールのeコマースの成長は、オンライン小売り販売だけでも、今年ドイツで約700億ユーロに達すると予想されており、これによりUPSのサービスに対するこれまでにない需要が生じています」と、UPS Germanyの社長のFrank Sportolariは述べています。「eコマースは中小企業に、小さな多国籍企業のように取引を行うプラットフォームを提供します。ハノーファー・ランゲンハーゲンの既存の仕分けおよび流通ハブを一新することで、ドイツのあらゆる規模の企業は、ソウルやサンフランシスコ、シュトゥットガルトなど、全世界の新規の法人顧客や消費者を相手にすることができるようになります。」
UPSのネットワークでのハノーファー・ランゲンハーゲンのスーパーハブの役割を支援するため、業務と管理の部門の両方で、最大500人の新規雇用が創出されます。高度な自動化テクノロジーにより、UPSは施設の仕分け能力を、かさばる品物向けに設置される別個の処理フローにより、1時間当たり15,000個から30,000個に倍増できます。
「物流は、ニーザーザクセンで有数の重要な経済部門であり、また有数の雇用主でもあります」と、ニーダーザクセン州の経済・労働・輸送・デジタル化担当相のBernd Althusmann博士は述べています。「ランゲンハーゲンとハノーファーはドイツの中央部、ヨーロッパの中心に位置しており、物流セクターは他の場所にはないこうした利点を活用できます。このUPS支店の拡張は、ハノーファー地域の企業拠点へのコミットメントであると同時に、現地企業の輸出活動の呼び水となるものでもあります。」
新たなハブの面積は、2023年の第二期工事完後は24,000平方メートルで、これはサッカー場3面に相当します。既存の施設の横に新たな建物を建てる第一期工事は、2021年夏に完了予定です。第二期工事では、既存の仕分けおよび流通センターを取り壊し、2つ目の建物を建設します。
全世界のサステイナビリティ目標達成でUPSを支援するため、ハブはドイツ持続可能な建物会議（DGNB）ゴールド基準に従い建設され、将来の配送車両の電気自動車化を支援する条項を含みます。また、サステイナビリティが途中で中断しないようにするため、ドイツのUPSは、施設や配送用の電気自動車用の電力を、再生可能な発電源からのみ調達しています。
新たな施設は、ヨーロッパ大陸全体でのUPSネットワークの拡大と近代化を目的とした、当社の複数年にわたるヨーロッパの投資計画の一部です。このプログラムの一環としてのドイツへの投資には、最近のロンドンおよびパリ、アイントホーフェンのヨーロッパスーパーハブを補完する、ビーレフェルトおよびヘルネ、ニュルンベルクの新規およびアップグレードされたハブが含まれます。
ups.comの国境を越えた出荷へのスマートアップグレードであるUPS Economyやのような新たなサービスやソリューション、UPS Access Point™取扱店と組み合わせることで、UPSはドイツのすべての規模の企業が、ヨーロッパや全世界で、顧客が望む時と場所、方法で、製品を配送できるようにしています。
UPSはドイツで1976年から業務を行っており、ドイツは北米以外に拡張した初の海外市場でした。当社は現在ドイツに、ケルン・ボン空港のヨーロッパエアハブを含め、86のオペレーション施設を有しています。
UPS について
UPS（NYSE: UPS）は、世界最大の貨物輸送会社で、2019年の売上は740億ドルに達し、220以上の国と地域の顧客に広範な統合されたロジスティクスソリューションを提供しています。当社の50万人以上の社員は、簡潔で強力な次の戦略を胸に掲げています。お客様第一人材主導イノベーション重視。UPSは、環境保護を主導し、世界中でサービスを提供している地域社会に、積極的に貢献することに努めています。UPSは、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンを、強力で揺るぎない姿勢で支援します。当社についてはインターネットでwww.ups.comを、また詳細についてはwww.pressroom.ups.comおよびwww.investors.ups.comをご覧ください。