マレーシア、ペナン2025 年 10 月 8 日 – グローバルロジスティクスのリーダーであるUPS (NYSE: UPS) は、ペナン州において市内全域の幅広い顧客に向けたサービス強化を図るため、同州に新たなパッケージセンターを開設しました。
また、ペナン空港の既存ハブの規模を拡大し、処理能力を強化するとともに、ペナンの企業に対し、UPSのグローバルネットワークへのアクセスをさらに拡大しました。
新設された2万平方フィートのセンターは、複数の工業団地が集積し、ハイテクおよび製造セクターの企業に人気のあるペナン・サイエンス・パーク・ノースに位置しています。
UPSの新たなサービスでは、バターワース、バトゥカワン、バヤンレパスを含む8地域の企業向けのエクスプレスおよびワールドワイドエクスプレスフレートの輸出の集荷時間が最大2時間延長され、顧客はアウトバウンドの出荷準備により多くの時間を確保できるようになります。バトゥカワン、ペライ、ペナン、ケダ州クリムの企業への配達も、今後、より早く配達されるようになります。
「お客様とお話しすると、多くの方が1日がもっと長ければいいのにと言われます。集荷時間を延長することで、実質的にその効果が得られます。延長によって、毎日より多くの注文を受け取り、出荷する時間を確保できます。空港ハブの強化により、ペナンに就航している週11便のUPS便で到着または出発するそれらの貨物を効率的に処理できるようになります」と、UPS MalaysiaのシニアマネージングディレクターであるIngrid Sidiadinoto氏は新センター開設記念イベントで述べました。
「世界中の企業がここ数年の出来事を評価し、そこから学びを得て、その結果としてサプライチェーンの回復力を高めようとしています。マレーシアは、こうした取引レーンの変化を活かせる好位置あり、ペナンはその中心です。UPSは、お客様が機会を最大限に活用できるよう支援します。ペナンにおける企業の将来的な成長の可能性に期待しています」とSidiadinotoは付け加えています。
マレーシア投資開発庁 (MIDA) のCEOであるDatuk Sikh Shamsul Ibrahim Sikh Abdul Majid氏は、この進展を歓迎し、「UPSによる今回の投資は、企業が変化するグローバルトレードのパターンとサプライチェーンの再編に適応する重要な時期に実現しました」と述べています。ペナンに新設されたパッケージセンターは、拡張された空港ハブと相まって、高度な自動化とよりスマートな倉庫プロセスを導入します。これにより、半導体や電子機器など、時間的制約のある分野で競争するマレーシアの企業の回復力と効率性が高まります。」
「MIDAでは、物流セクター全体でスマート倉庫と自動化の導入促進に取り組んでいます。マレーシアに対するUPSの継続的な信頼は、より俊敏なサプライチェーンのエコシステムを構築するための私たちの取り組みを強化します。このエコシステムは、マレーシアを高価値のグローバル投資の中心地にする役割を果たすものです」と同氏は付け加えています。
これは、UPSがマレーシア国内のネットワークに対して行った一連の投資の最新事例です。2025年5月、UPSはジョホール州で新しいサービスを開始しました。このサービスは、同州内の企業に対し、アジア太平洋地域の各国との間で翌日配達を提供するものです。また、ヨーロッパおよび米国との間でも、2営業日配達を提供しています。これは、2024年のサービス強化に続くもので、南北アメリカ大陸の50か国以上との間で、2営業日配達が可能となりました。
UPSのグローバルネットワーク内の配達時間の詳細については、UPSの配達時間と料金の計算をご参照ください。
UPS について
UPS（NYSE: UPS）は、世界有数の大企業で、2024年の売上は911億ドルに達し、200以上の国と地域の顧客に広範な統合されたロジスティクスソリューションを提供しています。当社の約49万人の社員は、「大切なものを運ぶことで世界を前進させる」というUPSの社会における存在意義に重点を置き、簡潔で強力な次の戦略を活用しています。お客様第一。人材主導イノベーション重視。UPSは、環境への影響を軽減し、全世界の当社が業務を行う地域社会の支援に努めています。詳細については、www.ups.comおよびabout.ups.com、www.investors.ups.comをご覧ください。