最新情報:UPSとUPS Foundationは、マラウィでVillageReachとSwoop Aeroと提携し、世界中のCOVID-19ワクチンの公平な配布をさらに支援しています。
VillageReachは、政府や組織と協力して、治療への公平なアクセスを改善する衛生ソリューションの構築で知られています。医療の提供を変革し、全員がSwoop Aeroの持続可能で拡張可能なドローン技術のプラットフォームを利用できるようにし、遠隔地の支援が行き届かないコミュニティに不可欠な医療品を届けることを使命としています。
それが重要である理由:UPSとVillageReach、Swoop Aeroは協力して、これまで以上に遠隔地に迅速にワクチンを届けています。ドローン技術により、配布が難しい地域でのワクチンの輸送時間を、6~7時間からわずか15~20分に短縮できます。
支援が行き届かないコミュニティに対するこうした取り組みは、ワクチン接種が完了しているのはアフリカ大陸の17%に過ぎないという現状では、特に有用です。ドローンによる配送は、ワクチンの輸送コストを削減し、ワクチンへのアクセスを高めることに着実につながっています。実際、供給がないことで診療所での接種がキャンセルされた比率は、マラウィでは11%からわずか1.3%に減少しています。こうした改善により命が救われます。
現在、UPSの支援により、VillageReachとSwoop Aeroはマラウィ全土で対象を3地区から20地区以上に拡大しており、配送が難しい地域の100近い診療所を病院や薬局、検査施設とつなぎ、必要な治療を数千人が受けられるよう支援しています。
協力が鍵: VillageReachのディレクター兼ドローンプログラムリーダーであるOlivier Defaweは、「このパートナーシップは、マラウイ政府が 公平性と国民皆医療制度に対する根強い障害に取り組むための新しい道を切り開くものです。」 と述べています
この官民協力には、UPS FoundationとUPS Healthcare、UPS Flight Forward、VillageReach、Swoop Aeroが含まれます。
ご存知でしたか: 2021年に、UPS FoundationとUPS Healthcareはマラウィに超低温コールドチェーンの専門家を派遣し、携帯用スターリング冷凍庫寄贈しました。また、保健省と連携して、米国政府が寄付したCOVID-19ワクチンを配送するマスター運用計画を策定しました。
UPSは10億回分以上のワクチンを配送しています。この重要な作業に従事しているUPS社員の生の声を聞くには、シーンの裏側をご覧ください。
その他、世界中で公平な配布に向けた取り組みについては、以下の関連記事でご紹介しています。そして、私たちがどのように希望を届け大切なものを届けることで世界を前進させているのか、今後もご注目ください。