どのような内容か: Carol B. Toméは過日、ジョージア州北部のBerry Collegeの卒業式で講演を行いました。卒業生向けの講演で、UPSのCEOは目的を見つけることや意味を問うことの力について助言しました。
要点: 数年前、彼女は鏡に映る自分を見て、「キャロル、あなたの墓石には何て刻まれるの」と尋ねました。
答えは当惑するものでした。
「それについて長い時間真剣に考え、「一生懸命働いた」というものになるということに気づきました。それはとても恐ろしいことで、そうじゃない、そんなことが自分の目的ではない、自分の存在理由はそんなことではない」と思いました。」
自身の目的は徐々に進化し、UPSのCEOになった直後に、次のような信念を抱くに至りました。鼓舞するリーダーとなる、何かを生み出すために奉仕する、後に何かを残す。
同校の学生に、次のように変革の瞬間を語っています。
鼓舞するリーダーとなる
「UPSのような会社を率いることはうれしいことですが、本当はここ2年間はチームにとって非常に困難な時でした。UPS社員は必要不可欠な人員です。 パンデミックの間、彼らは自宅で仕事をしたわけではありません。毎日出勤してこれまでにない量に達した荷物の仕分けと配達を行いました。社員を鼓舞するためにこの会社のリーダーとなり、取り組みを支援し、祝福することは、自分の天職だったと考えています。私はリーダーとして、社員を鼓舞しています。 社員のために、毎日ベッドから起きているのです。」
何かを生み出すために奉仕する
「良きリーダーには奉仕者の心があり、行動のすべてでそれを優先していると思います。私にとっては、何かを生み出すために奉仕することは、何であれ最高の可能性を実現できるよう、人材に投資することです。
私は、これまでに投資してきた人々をとても誇りに思います。以前は私の部下で、現在は上場企業のCFOやCEOに就任している人々です。人の能力開発に投資し、最高の可能性の実現を支援し、そのような人たちに奉仕することは喜びです。」
後に何かを残す
「皆さんはHamiltonはご存じかと思います。すばらしいミュージカルです。UPSは最近、Hamiltonの作者のLin-Manuel Mirandaをホストに迎えました。彼にインタビューをしましたが、とても良かったです。
とても心に響く歌詞の1つに、次のものがあります。「あなたがいなくなったら、誰があなたの名前を覚えているの(When you are gone, who remembers your name)? 誰があなたの精神を語り継ぐの(Who keeps your flame)? 誰があなたのストーリーを伝えるの(Who tells your story) ?
Martha Berry(Berry Collegeの創設者)について考えてください。私たちは今でも彼女のストーリーを伝えています。それは、彼女が、多くのことを他の人に残したからです。奉仕の精神は時を超え、人生を変え、次の世代の道を照らします。
私は時間と金を捧げ、後に何かを残します。それにより私のストーリーは語られることになるでしょう。皆さんのストーリーの語り手は誰になるのでしょうか。」