今日は、1990年から1996年まで当社のCEOを務めた、真のビジョンリーダーであったOz Nelsonが亡くなったことについてお話ししたいと思います。Nelsonは、当社がグローバルな物流大手企業へと変革を遂げ、サービスを積極的に拡大し、全世界のお客様をつなぐことに貢献しました。
1959年に営業・サービス担当者として入社し、30年以上当社に在職した後にCEOに就任しましたが、お客様のニーズの変化の速さを理解していました。
リアルタイムの貨物追跡システムや、当社のドライバーが現在使用している携帯式のスキャンデバイスなど、革新的なテクノロジーを推進しました。また、先頭に立って物流の世界への参入を実現し、荷物配送以外への事業拡大の地歩を固め、現在のお客様第一の戦略の礎を築きました。
情熱をもって指導していたことも思い出されます。彼は、世界中のUPS社員やお客様といった人々、そして私たちが生活しサービスを提供するコミュニティに深くコミットし、会社の慈善活動やボランティア活動を新たな高みへと導いてくれました。
CDCやカーターセンター、United Way of America、Annie E. Casey財団などいくつもの非営利団体の責任者を務め、ケンタッキー州での教育改革に大きく貢献しました。
私たちはその卓越したリーダーシップの恩恵を今日も受けており、心よりご遺族の方々にお悔やみ申し上げます。功績を称え、いつまでも心に刻む所存です。