最新情報： UPS Healthcareは、イタリアの2つの施設の大規模な投資を発表しました。この投資により、ローマ近郊のパッソ・コレーゼとローディのソマーリアに10万平方メートルの倉庫スペースが拡張されます。この改修により、お客様にプレミアム・サービスを提供する当社の能力が大幅に増強されます。
5500万ユーロの投資により、これらの施設は次のように改善されます。
- パッソ・コレーゼとソマーリアの施設はいずれも適正流通・適正製造規範に準拠しており、倉庫で医療品および医薬品を安全に保管できるようになります。
- パッソ・コレーゼの施設は、最新の自動化テクノロジーを完備しています。80台以上のロボットは、12メートル（約40フィート）の棚を登ることが可能で、最大2万5000個のクレート（木枠梱包）を自律的に引き取り仕分けすることができます。
- また、ソマーリアのハブは、-20°Cまでの極めて重要な温度設定環境を提供し、イタリアの成長する医薬品市場に貢献しています。
では、全体像はどのようなものでしょうか? ロボット工学、自動ピッキングシステム、トラッキング技術はオーダー・フルフィルメントの簡素化やエラーの低減、効率を高める上で、本当に必要な役割を果たします。
どちらの施設も最新の持続可能な建築基準に基づいて設計されており、施設内のソーラーパネルから電力を供給する冷暖房システムを備えています。
「これらの新しい施設により当社のコールドチェーン能力と持続可能なエンドツーエンドのソリューションが拡大し、現在および将来のお客様を支援できるようになります」と、UPS Healthcareのヨーロッパおよび中南米担当プレジデントのFelipe Morgulisは述べています。「最も重要なことは、不可欠な治療と医療機器が安全な手に委ねられているという安心感を患者さんに与えることができるということです。」
グローバルな成長: UPS Healthcareのヘルスケア準拠の物流スペースのグローバルネットワークは2023年に160万平方メートル以上となり、2020年と比較して倉庫スペースは2倍以上に拡大しました。
顧客体験を向上させることで、UPSは複雑なヘルスケア物流で首位に立つプロバイダー、そして世界有数の物流調整企業としての地歩を確立する道を歩んでいます。
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