UPS Integrad Mobile Training Academyは、ドライバーのトレーニング方法を一新する最新のイノベーションです。
人材への当社の投資と安全推進への旧に倍する取り組みの一環として、Integratedのトレーニング拡大チームは最高情報責任者のJuan Perezと協力して、UPSの従来の古いドライバートレーニング施設で教えられていたトレーニングのコンセプトを、2台の約16.2m(53フィート)のモバイルトレーラーに集約しました。「Perezは我々に、どうしたらトレーニングの受講と実体験の提供をバーチャルで行えるか考え直すよう求めました」と、UPS Integradの拡張担当ディレクターのTristan Christensenは述べています。「このトレーラーが学習者の教室となります。」
現在、UPSには12か所(10か所が米国、2か所がヨーロッパ)の恒久的なUPS Integradのトレーニング施設があります。従来の古い施設の平均面積は約3787平方メートル(3万平方フィート)ですが、2つのモバイルユニットでは約595平方メートル(6400平方フィート)となります。あらゆる場所に迅速に配備が可能なMobile Training Academyは、教室と学習ラボを移動式のトレーラーにまとめることで、教室と学習ラボの機能を併せ持っています。教室部分では、従来の施設同様に24人の学習者と4名の講師が着席するようになっていますが、現在はCOVIDによりクラスの規模は学習者15人に減らされています。講師はスマートボードを活用し、情報を学生のタブレットにアップロードします。
多目的なトレーラーは、従来の学習スペースからスリップ・転倒についてのトレーニングトラックに迅速に変えることができます。
バーチャルリアリティと拡張現実キオスクを使用することで、ドライバーは実際のシナリオを体験できます。受講者は自らの運転スキルを実践し、シミュレーションでの体験で路上の危険を適切に特定し扱えることを示します。
「ドライバーのシミュレーションでは、実際に道路に出る前にドライバーに体験して欲しいすべての状況を扱います」と、UPS IntegradのプロジェクトマネージャーのDeb Pocketteは述べています。「現実的な条件でいつでもドライバー、特に新たなドライバーのトレーニングを行い、より安全なドライバーにすることができます。」
学習ラボ/ドライバー体験ユニットでは、配送車両の車内のシミュレーションを行います。モバイルトレーラーは配送車両を半分に分割したもので、それぞれが特定の目的用となります。これにより、ドライバーは実際の荷物を持ち上げたり車内で仕分けを行うことや、ハンドカードの操作、車両への安全な乗り降り、道路や歩道を安全に歩くことなどの日々のスキルを学習できます。
ドライバー候補者は、mobile academyについて肯定的なレビューを行っています。
「柔軟性があり融通が利きます」と、カリフォルニア州の臨時採用ドライバー候補のChristopher Algieneは述べています。「このユニットを使用して、より多くのことをより迅速に行えます。」
再び応募したドライバー候補者のRobert Kellyは、バーチャルリアリティは、ドライバーの経験の多寡によらずドライバーにとって画期的だと述べています。「UPSは進歩し、トレーニングも進歩しています」と述べています。「バーチャルリアリティを使用して、ドライバーの肩に止まっている鳥のようなものや仕事をしているドライバーを表示できるので、どのようにそれぞれの仕事を完了するのかが分かります。すばらしい学習ツールです。」
標準のUPS Integratedの施設は引き続き、UPSのトレーニングおよび開発ネットワークの重要な一部として機能しますが、Mobile Training Academyにより当社は、どこでもトレーニングを迅速に行えるようになります。これにより、トレーニング受講者の移動が不要になります。
「これは始まりに過ぎません」と、UPS Integradのプロジェクト責任者のPat Robinsonは述べています。「可能性があり、ドライバーの体験向上のためにより多くのことを行えると確信しています。」
Christensenは、ドライバーのトレーニング以外に、Mobile Training Academyを使用して、キャリアフェアやコンファレンスで、またUPSにならい導入を検討している企業向けのツアー施設として使用することで、UPSのブランドをさらに高めることができると述べています。
概要:
- UPS Mobile Training Academyは、2台の自立型トレーラーを組み合わせたものです。
- 従来の古い施設の面積は約12000平方メートル(3エーカー)ですが、モバイル施設では約6000平方メートル(1.5エーカー)となります。
- Mobile Training Academyには、「小さい町」や屋外の学習センターを含む、従来の古い設定のすべての点が含まれます。
- Mobile Training Academyのコストは従来の古い施設の1/4で、トレーニング受講者の移動コストが不要になるというメリットもあります。
「現実的な条件でいつでもドライバー、特に新たなドライバーのトレーニングを行い、より安全なドライバーにすることができます。」