世界初の試みを行うUPSとDP World

2020年ドバイ国際博覧会でオフグリッドの太陽光発電を使用して電気自動車を充電
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X線装置から電話まで、過去の万博は私たちの生活の方法を変える発明と技術を生み出してきました。

2020年ドバイ国際博覧会も例外ではありません。公式ロジスティクスパートナーとして、UPSはドバイ万博の公式プレミアグローバルトレードパートナーのDP Worldと協力して、クリーンエネルギーへの移行を紹介しています。UPSの電気自動車(EV)は、現場の配達の電力を供給するために、オフグリッド充電システムで初めて充電されます。

「今日、世界初のオフグリッドの電気自動車充電システムの1つを配備することは、ドバイ万博がどのように心をつなぎ未来を創造しているかを示すものです」と、UPS International プレジデントのScott Priceは述べています。「当社の共同の取り組みにより、充電システムを分散化し、ドバイ万博での車両の充電で電気が不要になり、さらに2050年までにカーボン・ニュートラルを達成するという当社の目標を実現できます。」

UPSは、6か月にわたるこの巨大なイベントの間、DP WorldのFLOWパビリオンで、Arrivalと共同開発した電気自動車の車両の充電にこのシステムを使用します。

太陽光をパビリオンの屋根のパネルで集光し、インバーターを通じて太陽エネルギーをオフグリッドのバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)ユニットに流し、そこで充電ステーションに電力を供給します。

「DP WorldはUPSと協力して、ドバイ万博で次世代の配送車両の実演を行っています」と、DP WorldのUAE地域およびJAFZA担当CEO兼マネージングディレクターのAbdulla Bin Damithanは述べています。「当社は、サプライチェーンをよりスマートかつ持続可能なものとする、デジタルおよびテクノロジー面でのイノベーションに注力しています。DP World FLOWパビリオンは、エネルギーと資源の使用を減らしつつより繁栄するための、世界貿易の未来を実際に示すよう設計されています。」

持続可能な協力については、UAEの2021年から2031年までの循環経済に関する政策およびグリーンアジェンダ2030と緊密に連携し、また最先端の循環経済技術の開発によるドバイの経済の原動力となることを支援しています。

「UPSとDP Worldが、イノベーションとコラボレーションにより世界中で電気自動車への移行を加速できることをドバイ万博で示すことは、本当に特別なことです」と、Arrivalのプレジデント、Avinash Rugooburは述べています。「Arrivalは、リサイクル可能なコンポジットパネルや生産に使用する現地のマイクロファクトリーなど、真に持続可能な電気自動車の設計と生産の新たな方法の最先端に位置しています。持続可能な充電オプションの開発は、このエコシステムで歓迎すべきことであり、世界中の都市に、よりクリーンな輸送を導入できるため、当社が与える影響が増大します。」

炭素集約が低い未来へのUPSの歩みは、業界有数の民間の代替燃料および高度技術車両と、1営業日当たりより環境に優しい方法で100万マイル(約160万km)以上走行する、13,000台以上の車両からなる「ローリングラボラトリー」により実現されます。 

UPSは最近、2025年までに陸送業務の燃料の40%を代替燃料とすることを含め、2050年までにカーボン・ニュートラルを達成するという目標を設定したサステナビリティ・レポートを発表しました。気候変動や社会的平等などの世界中の問題に対処するためのUPSの最近の取り組みの詳細については、UPSのサステイナビリティのハイライトをご覧ください。

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