ヘルスケアの行動力あふれる組織を構築

UPS HealthcareとMarkenの連合が完璧な時に実現
MARKEN Pandemic Efforts-desktop-1440x752px.jpg Marken Pandemic Efforts-tablet-768x760.jpg MARKEN Pandemic-mobile-1023x960px.jpg

生物サンプル出荷やキット作成、細胞・遺伝子治療ロジスティクスでのMarkenの革新的なソリューションにより、UPS Healthcareは顧客第一戦略の枠組みを進められるようになっています。

「2016年の買収は、[Markenの]臨床試験や薬剤開発、サプライチェーンでの異なるサービスの位置づけについてのノウハウを統合するために行われました」と、Markenの社長のAriette van Strienは述べています。

ロジスティクスのプロバイダーであるのみならず、Markenは、患者への治験薬直接配送(DTP)および患者からの治験薬直接集荷サービス(DFP)における業界のリーダーです。一例として、Markenは、臨床試験に参加する患者の自宅に薬剤を配送できます。その後、自社の看護ネットワークを通じて患者の自宅で患者から生物サンプルを回収し、サンプルを梱包して、臨床試験を行う医薬品企業に返送します。

危機の時における連合

Markenの臨床試験や生物サンプル出荷の分野での広範な能力により、UPS Healthcareは、全世界のCOVID-19ワクチンの試験で、ロジスティクスパートナーに選ばれています。しかし、Markenは、全国的に閉鎖が行われる中で、臨床試験を継続するため、迅速に調整を行う必要がありました。

「その時点で、患者向けの直接のサービスは、おそらく当社の業務の5%くらいでした」とvan Strienは述べています。「ですので、全社的に、全世界で6~7週間で、患者さんへの治験薬直接配送に切り替える必要がありました。それは非常に困難でした。6週間もかからずに、120社の医薬品クライアントの研修を行いました。」

現在、UPS Healthcareは10件のワクチン試験を支援し、さらに40件を計画しています。また、COVID-19の治療に使用する薬剤と治療法の大半もサポートしています。

「2020年に600人を新たに採用しました」とvan Strienは述べています。「3人に1人は新人で、社員数は引き続き増加しています。」

ワクチンの大量配布の準備が整った時点で、Markenの臨床試験についての専門知識と経験があったことで、UPS Healthcareは迅速に対応し、これまでにない規模で温度に敏感な出荷の取り扱いという課題に対処できました。

「こうしたことは、すべてのことで毎日行っていることです」と、Markenの米州地域担当バイスプレジデントのDan Bellは述べています。「患者から返送される凍結血液や、生理食塩水に入った遺伝子、液体窒素で冷やされた治療用のリソース材でも、すでに経験があります。」

評判以上のものを構築

UPSの小口荷物や貨物輸送ネットワークとともにMarkenのハイブリッドサービスを活用することで、UPS Healthcareは、早期臨床試験や承認済み医薬品の市販といったサプライチェーンのすべての点を扱う、ロジスティクス大手企業としての地位を確たるものとしています。

MarkenのCOVID-19ワクチンの臨床試験での経験が、大事なものを届けることで世界をどのように動かしているかについての、van Strienと、UPS Healthcareのグローバルマーケティング担当バイスプレジデントのDan Gagnonの話をお聞きください。

関連するストーリー

Powered by Translations.com GlobalLink OneLink Software