実社会でアイデアを試す

UPSは最新の技術ラボを使用して迅速にイノベーションを実行
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最近では、顧客は一夜にしての変化を必要としているように思えます。

グローバル高度テクノロジーグループ(GATG)は、UPSのスマートロジスティクスネットワークがこうした問題に対応するに当たり、極めて大きな役割を担っています。テクノロジーを迅速に特定、評価、実装して、現在および将来の顧客のニーズに対応します。

アトランタ地区の2つの技術ラボを活用し、ATGは新たなコンセプトを実験し、アイデアが実際の生活でどのように活かせるかを研究しています。

それぞれのスペースには独自の機能があり、異なるニーズに対応していますが、Robotics AI Lab(RAIL)とGATGの高速プロトタイプ作成ラボには、予測不能で変化の早い将来に備えるという共通の目的があります。

Curiosity LabのRAIL

アトランタ北部の静かな郊外にあるRAILでは、高度テクノロジー開発の最前線に位置する企業が、新製品の試験と最終仕上げを行えます。

北米で数少ない実際と同じ試験環境を有するこの地域は、3マイル(約4.8km)の自律走行車両試験コースと5G対応スマートシティインフラストラクチャを備えています。戦略的プロジェクトにも使用可能であり、ラボは技術専門家や学術研究者のあらゆる種類のイノベーションで協力することを支援しています。

この500エーカー(約202ヘクタール)のテクノロジーパークには、ロボットや人工知能のデモや実験用のドローン配送システムなどすべてがあります。

グローバル高度テクノロジーグループはRAILを使用して、地域社会に役立つテクノロジーの試験を行うさまざまなプロジェクトで地方自治体と協力し、顧客の変化の早いテクノロジーへの要求に対応しています。   

高速プロトタイプ作成ラボ(RPL)

GATG高速プロトタイプ作成ラボでは、スピードが命であり、アイデアを迅速に試験できる場です。

この門戸を広く開放した産業用倉庫スペースには最高のツールと試験機器があり、UPSのエンジニアにとっては潜在的なサービスソリューションを迅速に作り品質のプロトタイプの試験を行い、月、年単位ではなく時間、日単位で重要な質問に答える理想的な環境となっています。

一例が、OMAX 55100水ジェット切断機で、この機械は高圧水ジェットを使用して、レーザーと同じ精度でほぼすべての材料を二次元の形状で切り出します。

「この機械は極めて強力ですが、非常に使いやすいものです」と、高度テクノロジーグループのVPのGreg Brownは述べています。「初心者でもすぐに、コンセプトを試す機能モデルを作成できます。」

ATGでは、小口荷物の保管に使用する出荷用バッグの更新や、自律配送ナビゲーションの精度改善のためのGPSハードウェアの作成のようなプロジェクトに、この機械を使用しています。

「このラボで多くのものの更新を行います」とBrownは述べています。「UPSのナイロンメッシュ出荷用バッグや最も費用対効果の高いリアルタイムの追跡センサーの開発など、当社のエンジニアは、実際の使用に向けて非常に速いスピードで進むさまざまなプロジェクトに取り組んでいます。」 

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