当社の株主の方々やお客様、サプライヤー、コミュニティ、社員は、サステイナビリティを非常に大切に考えています。それについてはUPSも同じです。大事なものを届けることで世界を前進させるという企業としての目的を指針としている当社の企業文化の中心には、創業者のJim Caseyが打ち立てた価値観があります。Caseyは、当社がサービスを提供するコミュニティに恩返しすべきであり、率先して社会の改善と環境の保護に努めるという責任を、すべての利害関係者に対して負っていると考えていました。今日、当社ではサステイナビリティに対して総合的なアプローチを採用しており、お客様第一、人材主導、イノベーション重視という当社の戦略に沿って対応しています。
UPSのサステイナビリティについてのアプローチでは、2050年までにカーボン・ニュートラルについての2025年の目標を達成し、2040年までに10億人の生活を改善することに重点を置いています。当社にはそのための行動計画があり、社員に配慮し、現在および明日のお客様とコミュニティに奉仕しつつ、地球に優しいソリューションを実現することに努めています。
お客様やサプライヤー、官民のパートナーと緊密に連携して活動し目に見える形で成果を上げている、全世界50万人以上のUPS社員に感謝申し上げます。まだ道半ばではありますが、サステイナビリティのハイライトについてのパンフレットには、当社の目標までの進捗状況や全世界での活動の現状が、詳細に分かりやすく記載されています。当社は有言実行に努めています。
UPSには誇るべき過去と、さらに明るい未来があり、当社は今後さらに発展するでしょう。よりよく大胆な戦略的な当社の枠組みを踏まえ、当社がすべての人にとってより環境に優しく健康的で、公平な世界を実現することに貢献できるものと確信しています。