UPS取締役会はCarol ToméをCEOに任命、David Abneyは会長に

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ジョージア州アトランタ

UPS(NYSE:UPS)の取締役会は本日、6月1日付でCarol ToméをUPSの最高経営責任者 (CEO)に任命したことを発表しました。現会長兼最高経営責任者 (CEO)のDavid Abneyは6月1日までは現職にとどまり、同日付で会長に就任します。Abneyは9月30日にUPSの取締役を退任します。円滑な移行と繁忙期への対応のため、Abneyは2020年末まで特別コンサルタントとして当社に残り、46年に及ぶUPSでの勤務に終止符を打ちます。9月30日に、UPSの主席社外取締役のWilliam Johnsonが、代表権のない会長に就任します。

「社内外の候補者についての厳格な選定プロセスの後、Toméが反対なく選ばれました」と、UPSの任命・コーポレートガバナンス委員会の委員長兼執行員会の委員も務めるJohnsonは述べています。

「Carol は米国の企業界で有数の尊敬を勝ち得た才能あるリーダーであり、グローバル組織での成長推進や株主価値の増大、人材の開発、戦略的な優先事項の実行で実績を挙げています」とJohnsonは述べています。「取締役会および監査委員会の委員長として、Carol はUPSのビジネスや戦略、人材について深い知識を有しており、変革におけるこの重要な時期に当社を主導する適切なエグゼクティブです。」

Johnsonはさらに、「DavidのUPSでの比類なきキャリアを祝福します。UPSを輸送業界のトップ企業とするための大胆な措置を講じ、グローバルネットワークと人材を生かして、当社の将来を支える新たなトレンドを実現しています」と述べています。

「UPSは私の人生の情熱の1つであり、UPSを通じてアメリカンドリームを実現できました」と、David Abneyは述べています。「UPS社員と共に、このすばらしい会社にこれからの100年に備えるべく貢献できて誇りに思います。UPSの経営陣は将来、当社の戦略を実行できるものと確信しています。今こそ次の人物にバトンを渡す時です。Carolが私の後任の座に就くことは非常にうれしく、彼女は会社にとって最高の選択であると確信しています。ToméはUPSの文化や価値を理解しており、戦略的リーダーであり、顧客第一の考えを持っています。」

「能力ある経営陣や49万5000人の社員とともに能力開発をさらに進め、お客様と株主の方々に報いたいと考えています」と、Carol Toméは述べています。「DavidはUPSでの目を見張る変革を主導しており、それを基に事に当たる計画です。UPSの豊かな文化と価値へのコミットメントが、引き続き業界をリードするに当たり、当社がすでに築いた基礎として指針となります。」

Carol Toméは、113のUPSの歴史で第12代の最高経営責任者 (CEO)となります。2003年よりUPS取締役会のメンバーであり、監査委員会の委員長を務めています。Toméは、2,300の店舗と40万人の社員を有する米国最大のDIY製品小売業者のThe Home Depotの取締役副社長兼最高財務責任者を務めていました。企業戦略や財務、ビジネス開発を担当していました。CFOとして18年間の間に、同社の株主価値を450%高めることに貢献しています。

Abneyは2014年にCEOに、2016年に会長に任命されました。Abneyの経営の下で、UPSは次のことを実現しています。

  • 27%の増収、調整後純利益の約50%増加、1株当たり調整後利益の約60%増加。
  • 配当と株式買い戻しにより、株主に290億ドル以上を還元。
  • 戦略的成長優先事項を定め、米国の営業レバレッジを2019年に大幅に改善した、複数年にわたる変革プログラムを実行。
  • グローバルネットワーク能力を大幅に拡大し、2019年の繁忙期に3200万個以上の荷物配送が可能に。
  • UPS Flight Forwardを設立し、ドローン航空会社を運営するFAAの初の完全承認を取得。
  • 取締役会と経営陣の構成を変え、当社の多様化を推進。

Abneyは2007年から最高業務責任者として、ロジスティクスやサステイナビリティ、エンジニアリング、UPS輸送ネットワークのすべての点を担当しました。COO就任前は、UPS Internationalの社長として、グローバルロジスティクス能力向上のための当社の戦略イニシアティブの責任者を務めました。キャリアの中で、CoyoteやMarken、Fritz Companies、Sonic Air、Stolica、Lynx Express、中国のSino-Transを含むいくつかのグローバルな買収も行いました。デルタ州立大学に通いながら、ミシシッピ州グリーンウッドの小さな施設の荷物取扱係として1974年にUPSに入社しました。

編集者の注記:履歴と写真は、UPS Leadershipにあります。

UPS について

UPS(NYSE: UPS)は、世界最大の貨物輸送会社で、2019年の売上は740億ドルに達し、220以上の国と地域の顧客に広範な統合されたロジスティクスソリューションを提供しています。当社の50万人以上の社員は、簡潔で強力な次の戦略を胸に掲げています。お客様第一人材主導イノベーション重視。UPSは、環境保護を主導し、世界中でサービスを提供している地域社会に、積極的に貢献することに努めています。UPSは、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンを、強力で揺るぎない姿勢で支援します。当社についてはインターネットでwww.ups.comを、また詳細についてはwww.pressroom.ups.comおよびwww.investors.ups.comをご覧ください。

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