上海2021 年 10 月 12 日 – UPS(NYSE: UPS)は、Bernard Jiang (蒋骞)をUPS Chinaの社長に任命しました。国際的なサプライチェーンや貿易管理において20年近い経験を持つ蒋は、UPSの中国におけるビジネスとオペレーションを統括します。これまでどおり、お客様の国境を越えてのつながりの強化を推進し、堅固なサプライチェーンを構築します。
「中国経済が引き続き回復する中で、ここでUPSのビジネスを主導できることを非常にうれしく思います」と蒋は述べています。「UPSは、中国企業の世界市場へのアクセスを30年以上にわたり支援し、デジタル変革を推進して中国企業が新たな需要に対応し、サプライチェーンを活用して世界の成長を加速することに寄与してきました。当社は中国の発展で長期的に成功を収めており、今後も多様で急激に進化する活力ある現地の顧客に、カスタマイズしたソリューションを提供します。」
蒋は、過日UPSのアジア太平洋地域担当プレジデントに就任したMichelle Hoの後任となります。
「蒋は、この地域でのUPSのビジネスと業務の成長について実績を有する卓越したリーダーです」とHoは述べています。「彼の経験の幅広さと多様性は、私たちがこれからも成長していく市場で6,000人以上のチームを率いるのに理想的な人材です。蒋のリーダーシップの下で、今後も中国のお客様にクラス最高の物流をお届けできるものと確信しています。」
1988年に中国で業務を開始してから、UPSは、中国の顧客が進化する市場の状況を最適化し、世界の成長により効率的に対応できるよう、サービス能力を継続的に拡張してきました。今年、北京や天津、成都でのサービス強化に加え、UPSは中国北西部の52,000以上の郵便番号区域でのサービスを強化し、企業がUPSの全世界のスマートロジスティクスネットワークに由り迅速にアクセスできるようにし、世界中の仕向地への輸送時間を最大で2日短縮しました。
また2021年7月に、アジアでの貿易の接続を改善し、アジアの企業の地域サプライチェーンオプションを強化するため、UPSは深圳のアジア域内ハブと関西国際空港との間のフライトを週5便増便しました。
2020年に、UPSは広州に新たなエネルギー効率の高い業務センターを開設しました。この施設は、電動配送車両やよりスマートなエネルギーオプションを備えており、よりサステイナブルに業務を方法についてお客様に示すものとなっています。2021年9月に、UPSは、サステイナビリティへの取り組みについて、中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)でグリーン開発ケーススタディ賞を受賞しました。
「中国の国境を越えた輸出入貿易が加速していく中で、高速開発から高品質開発への移行が進んでおり、中国だけでなくグローバルに展開するUPSにとっても、持続可能な成長はそのための重要な要素となっています」と蒋は述べています。「これまで以上のコネクティビティに加え、当社は中国企業が顧客のバリューチェーン全体でより持続可能なソリューションを導入して環境への影響を最小限に抑えることも支援しています。」
蒋は上海出身で、社長就任以前はUPSのアジア太平洋地域でのプロジェクト戦略の責任者やアジア太平洋南部のUPSで社長を務め、同地では東南アジアと太平洋諸島の28の市場での戦略的成長イニシアティブの責任者を務めました。
UPSには2005年に中国のサプライチェーンソリューションの専門家として入社し、
以後UPSのサプライチェーンやヘルスケア部門でさまざまな職を歴任し、中国と地域全体でのこうした部門でのUPSの能力を高めるための戦略の実行に貢献しました。
ダイバーシティと公平、インクルージョンを積極的に推進しており、2017年にUPSで初のアジア太平洋地域のダイバーシティ・インクルージョン責任者に任命されました。
UPS について
UPS(NYSE: UPS)は、世界有数の大手荷物配送企業で、2020年の売上は846億ドルに達し、220以上の国と地域の顧客に広範な統合された物流ソリューションを提供しています。当社の54万人以上の社員は、簡潔で強力な次の戦略を活用しています。お客様第一人材主導イノベーション重視。UPSは、環境への影響を軽減し、全世界の当社が業務を行う地域社会の支援に努めています。UPSは、ダイバーシティとインクルージョン、平等を、断固として強力に支援します。当社についてはインターネットでwww.ups.comを、また詳細についてはabout.ups.comおよびwww.investors.ups.comをご覧ください。