バンコク
UPS(NYSE: UPS)に代わりグローバルシティズンシッププログラムを主導するUPS Foundationは、グローバルネットワークを動員して、中国の武漢でのコロナウィルス蔓延と闘うため、200万枚以上のマスクと11,000着の作業服を中国に無料で空輸しています。ジョージア州に本拠を置く非営利のグローバル保健組織の MAP International およびMedShareと協力して、UPSが運行するフライトは、Project HOPEとの協力で中国紅十字会や受入側の組織の河北省疾病予防管理センターを通じて手配されました。
「世界では、この致死率の高いウィルスの蔓延を押さえるため、強力な官民パートナーシップが必要で、UPS Foundationは人道救援ネットワークを拡大して、サプライチェーンの専門知識と航空輸送を提供しパートナーを支援しています」と、UPS Foundation理事長兼UPSのダイバーシティ・インクルージョン担当最高責任者のEduardo Martinezは述べています。「UPS Foundationは、パンデミックへの備えについてのグローバル保健安全保障グループのパンデミックサプライチェーンネットワーク(PSCN)および民間部門円卓会議(PSRT)のメンバーです。我々は、救援機関のグローバルネットワークを作成し、危機に見舞われた地域社会に支援を行っています。今回は、中国の医療従事者への医療支援の提供となります。」
UPSの人道フライトは、UPSの上海国際ハブに2月2日(日曜)に着陸し、中国で現在品薄の個人防護用具を輸送しました。出荷には次のものが含まれていました。
- 200万枚以上のマスク
- 11,000着以上の保護衣
- 28万組のニトリル手袋
コロナウィルスは中国で急速に広がっています2万件以上の症例が報告されており、400人以上が死亡しています。ウィルスが報告されている国の数は全世界で増えており、世界保健機関は、全世界的な保健緊急事態である大流行を宣言しています。
「我々は、好意的な製品のドナーやPSCN、PSRTネットワークパートナーのHenry Scheinや3Mとならび、パートナーのMAP InternationalやMedShareが、UPSのコロナウィルス大流行への対応を支援してくれたことに感謝します」とMartinezは述べています。「協力することで、蔓延を押さえ、根絶できれば幸いです。」
昨年、UPS Foundationは、28の大きな全世界での災害に対応し資金や現物、技術支援の形で2000万ドル以上を投資しました。これには、災害への準備や緊急の対応、復旧、公衆衛生の強化のための地域安全イニシアティブが含まれます。将来の災害に対する対応と復旧を強化するのに地域社会が必要としている快復力の構築は、UPSの人道救援・復旧プログラムの継続的、戦略的な重要項目です。また昨年、UPS Foundationは74か国の人道支援や救援で約650万ドル相当の現物支援を行いました。これには、専門家の派遣や、航空、陸上、鉄道、海上でのUPS所有および契約ベースのグローバルネットワークを活用した救援物資の出荷が含まれます。
UPS Foundationの慈善活動やボランティア活動の詳細については、www.UPS.com/Foundationをご覧ください。
UPS について
UPS (NYSE: UPS) は貨物輸送における世界的なリーダーであり、荷物や貨物の輸送を含む幅広いソリューションを提供し、国際貿易を促進し、そして高度技術を採用することでビジネス界を効率的に管理しています。UPSは、世界中のお客様、環境、そしてコミュニティのために、よりサステナブルなオペレーションに取り組んでいます。本社所在地は米国アトランタです。UPSは、Newsweek誌の出荷および配送サービスの全米最高カスタマーサービス賞、Fortune誌の輸送業界最高価値ブランドを受賞し、社会的責任についてJUST 100リストで1位となり、Dow Jones世界持続可能性指数やHarris PollのReputation Quotient、その他の権威あるランキングや賞の対象となっています。UPSのウェブサイトはups.comまたはpressroom.ups.com でご覧いただけます。会社のブログはlongitudes.ups.comにあります。当社のサステイナビリティについてのeニュースレターである UPS Horizonsはups.com/sustainabilitynewsletterでご覧いただけます。。サステイナビリティの取り組みの詳細についてはups.com/sustainabilityをご覧ください。UPSのニュースを直接ご覧いただくには、Twitterにて@UPS_Newsをフォローしてください。UPSで出荷するには、ups.com/shipをご覧ください。
The UPS Foundation(UPS基金)について
1907年の創立以来、UPSは、思いやりを持った責任ある企業市民として、地域のニーズに沿った長期的なプログラムに支援を行ってきました。1951年に設立されたUPS基金は、UPS社員の積極的な地域・全国・グローバルレベルでのコミュニティ参加を推進する役割を担っています。2019年のUPSおよびその社員(現役・OB含む)による寄付総額は世界中で1億1730万米ドル以上に上ります。UPS Foundationについては、ウェブではUPS.com/Foundation、Twitterでは@UPS_Foundationをご覧ください。