UPSはさらに3つのIATA CEIV Pharma認証を取得し、アジアでのヘルスケアの能力を増強しています。

UPSの日本および韓国での通関業務は、権威あるIATA CEIV Pharma認証を取得
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シンガポール、2022 年 2 月 25 日 – UPS(NYSE: UPS)は本日、成田国際空港と関西国際空港、韓国の仁川国際空港の通関業務が、卓越した医薬品の輸送と取扱について、権威あるIATA CEIV Pharma認証[1]を取得したことを発表しました。

2019年に認証[2]を受けたシンガポールのチャンギ国際空港での通関業務とともに、UPSの4つの通関業務は、高額な医薬品を安全かつ効率的に取り扱い輸送ができる事業として国際的に認知されるようになりました。また、この認証は4か所で提供されるUPS Healthcare™のCold Chain Freightサービスが、グローバルなベストプラクティスに沿ったものであることを裏付けるものです。

医薬品航空貨物で全世界で認められた基準

航空貨物のサプライチェーン全体でグローバルな標準化を適切に実施しないと、ワクチンやその他のバイオ医薬品のような重要なヘルスケア貨物に損傷が生じ、ごくわずかな温度の変動が生じて患者にとって有害なものとなる可能性があります。

認証取得への課程で、UPSは、医薬品の取り扱いや輸送、スタッフの能力、手順、リスク評価、インフラストラクチャを含む、業務の複数の点で厳格な準備を行いました。

「最新のIATA CEIV Pharma認証は、ヘルスケアの意志決定権者や医薬品、ライフサイエンス分野の顧客に、製品が最高水準の規制に準拠して取り扱われていることを示し、信頼と安心を届けています。また、グローバルな品質基準やコンプライアンスに沿って、アジア太平洋地域でのヘルスケア能力を質的に向上させることへのUPSのコミットメントも表しています」と、UPS Healthcare社長のWes Wheelerは述べています。

ヘルスケアのコールドチェーンロジスティクスを支える、通関ネットワークと専門知識

コールドチェーンロジスティクスへの支出は増加し、2024年までに213億ドルに達すると予想されます[3]。支出の増加の背景には、特に、シンガポールや日本、韓国で著名なライフサイエンスのハブが引き続き活況を呈しているアジアでの、専門化されたヘルスケア業務の需要やや研究のニーズの高まりがあります。

「アジアでの通関ネットワークの強力な能力と専門化されたヘルスケアの知識により、UPSは、ワクチンや臨床試験など、高額で温度に敏感なバイオ医薬品の完全性と品質を保護する上で基本となる連続コールドチェーンを運用できます」と、UPS Freight Forwardingの南北アジア担当バイスプレジデントのAnita Liは述べています。

「アジアのUPS Freight Forwardingは引き続き、こうした認証によりネットワークを主導します。今後もUPSは、上海や北京、シドニーの通関業務で認証を取得する予定です」とLiは述べています。

UPS Healthcareは引き続きアジア太平洋地域で能力を拡張

UPS Healthcareは最近、エンドツーエンドで温度管理されたロジスティクスを提供するため、コールドチェーンテクノロジーやクラス最高の能力、新たに拡張したグローバル施設を包括的に導入しました。昨年、特別なバイオ製品の保管をサポートするため、UPSはコールドチェーン適性製造基準(GMP)貯蔵能力を約36200平方メートル(39万平方フィート)に増強しました。

UPS Healthcareが日本と韓国で最近立ち上げたMarken GMPデポと、既存のシドニーの施設で現在行っている拡張により、アジア太平洋地域が、医薬品やバイオテクノロジー、医療機器の特別な保管やコンプライアンス、取り扱いのニーズについて、グローバル市場とつながりサポートすることになります。

「患者さんの安全は、すべてのステークホルダーが共有する責任です。温度と時間に敏感な医薬品を運べるかどうかは、サプライチェーンの堅牢性にかかっています。提供するサービスを引き続き増やす中で、当社は今後も、重要なヘルスケア製品が安全に届けられることについて全世界の患者が頼りにする卓越した品質の向上に努めます」と、Wheelerは結論づけています。

2021年時点で、UPSは99.9%の定時配送率で、10億回分以上のCOVID-19ワクチンを全世界で配送しており、引き続きアジアで数百万回分のワクチンを配送します。

[1] IATA CEIV Pharma認証、国際航空運送協会

[2] UPSはシンガポールのヘルスケアのサプライチェーン能力を強化

[3] 2020年のBiopharma Cold Chain Sourcebookでは、172億ドルのロジスティクス市場を予想、Pharmaceutical Commerce

 

UPS について

UPS(NYSE: UPS)は、世界有数の大企業で、2021年の売上は973億ドルに達し、220以上の国と地域の顧客に広範な統合された物流ソリューションを提供しています。当社の53万4000人の社員は、「大切なものを運ぶことで世界を前進させる」というUPSの社会における存在意義に重点を置き、簡潔で強力な次の戦略を活用しています:お客様第一人材主導イノベーション重視。UPSは、環境への影響を軽減し、全世界の当社が業務を行う地域社会の支援に努めています。UPSはまた、ダイバーシティ、平等、およびインクルージョンを、断固として支援します。詳細については、www.ups.comおよびabout.ups.comwww.investors.ups.comをご覧ください。

UPS Healthcareについて

UPS Healthcareは、比類なきヘルスケアロジスティクスの専門知識を全世界のお客様に提供します。UPS Healthcareは全世界において、1,100万平方フィートを超える、cGMPおよびGDPに準拠したヘルスケア配送スペースを有しています。UPS Healthcareのサービスには、在庫管理、コールドチェーンの梱包と出荷、医療機器の保管とフルフィルメント、ラボ、臨床試験ロジスティクスが含まれます。UPS Healthcareのグローバルインフラストラクチャ、UPS® Premier可視化サービス、追跡テクノロジー、グローバル品質システムは、医薬品および医療機器、ラボ診断業界における現在の複雑な物流の要求に十分に応えます。

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