ジョージア州アトランタ
拡張の原動力はNext Day Airの数量増
UPS(NYSE:UPS)は本日、エクスプレス航空ネットワークをゲーリー/シカゴ国際空港に拡張することを発表しました。年末年始の繁忙期に合わせて、サービスは11月2日に開始されます。
ゲーリーにはUPS AirlinesのAirbus A300が就航します。最大搭載量が12万ポンド(約54.4トン)のワイドボディカーゴジェット機は、14000個以上のUPS Next Day Air®荷物を運ぶことができます。
「ゲーリー/シカゴ国際空港は、UPSネットワークの能力と柔軟性を高め、インディアナ州北部とシカゴ地域の企業が顧客へのサービスでeコマースの速いペースで競争することを支援するのに最適です」と、UPS Airlines社長のBrendan Canavanは述べています。全米で、Next Day Airの1日当たりの数量は2020年第一四半期に20.5%増でしたが、これで4四半期連続で二桁増となっています。
平日の夜毎日、UPSの「機尾が茶色の」飛行機が、ケンタッキー州ルイビルにある当社のグローバルエアハブであるUPS Worldportに向けて、荷物を積んで出発します。Worldportでの仕分けの後、飛行機は翌早朝に、同日に後ほど配達予定の数千のエクスプレス出荷を積んで戻ります。
「UPSはGCIA向けサービスを拡張することで、空港に競争上の大きな優位をもたらし、シカゴ地域の第三の地域空港としての役割を確たるものとしています」と、GCIA Board Authority会長のTimothy Feskoは述べています。「これは、我々の運用能力を高める直近の民間部門の投資であり、これにより空港はシカゴメトロポリタン地域に大きな利益をもたらすことができるようになります。」
UPSは、地上の取り扱い要員や管理担当者、航空機の保守技術者、管理職社員を含む約60人を空港で採用する考えです。一部はゲーリーに転勤する現在のUPSの社員で、残りは新規採用となります。採用は今年末から始まり、役職はwww.upsjobs.comに掲示されます。
先ほど承認された空港施設のリースには、空港の旅客ターミナルの14,000平方フィート(約1300平方メートル)のオフィススペースと、2機のA300を駐機させるのに十分な150,000平方フィート(約13900平方メートル)の駐機エリアが含まれます。