ジョージア州アトランタ
コロナウィルスパンデミックを理由とする医薬品企業のサプライチェーンでのフライト制限により、Dr. Reddy'sはUPS Healthcareと連携し、30トンの温度管理された医療貨物をインドから米国に輸送しました。
UPS(NYSE:UPS)は本日、Dr. Reddy’s Laboratoriesと協力して、30トンの医薬品をインドからヨーロッパ経由で米国に輸送すると発表しました。この慎重な取り扱いが必要な貨物は、製品の安定性を確保するため、温度範囲を管理して出荷する必要がありました。コロナウィルスパンデミックによるサプライチェーンの問題や制約を踏まえ、UPS HealthcareとDr. Reddy'は、米国市場の医薬品在庫を補充するための緊急サプライチェーン計画を作成しました。
「このパンデミックの間は、厳格な温度管理の必要な医薬品の輸送には、航空市場の輸送需要を考慮すると、特別の計画が必要です」と、UPS Healthcareの社長のWes Wheelerは述べています。「当社は、効率を維持しつつ製品を迅速に輸送するための、法律に準拠した保管や輸送、通関の専門知識を提供しています。このコラボレーションにより、Dr.Reddy'sは米国の在庫を補充し、需要に対応して必要不可欠な医薬品を提供できるようになりました。」
インドのハイデラバード発の時間の制約の厳しいフライトは、ケルンにあるUPSのヨーロッパエアハブを経由し、ケンタッキー州ルイビルのUPS Worldport®エアハブに向かいました。UPSは世界の税関や当局と緊密に連携し、引き続き全世界のコロナウィルスパンデミックとの闘いを支援するための、必要不可欠な医薬品と物品を配送します。
「Dr. Reddy’s Laboratoriesは、必要不可欠な医薬品を、全世界の供給を途絶えることなく維持することで患者に届けることを目標としています。全世界の数百万人の患者に、安価で革新的な医薬品への速やかなアクセスを保証することへの当社のコミットメントは、これまで以上に重要なものとなっています」と、Dr. Reddy’s Laboratoriesのグローバルサプライチェーン責任者のPuvvala Yugandharは述べています。「コロナウィルスによる中断という現在のような厳しい状況で、当社は、重要な医薬品を患者のために米国の薬局と病院に時間どおりに届けることを支援するUPS Healthcareチームとつながりました。」
UPSは世界経済に欠かせない存在になっています。当社は毎日、全世界のGDPの3%以上、米国のGDPの約6%を輸送しています。UPSの社員は、業務を行う200以上の国で、お客様や地域社会、経済にサービスを提供していることを誇りに思っており、引き続きヘルスケア組織に広範なサービスを提供します。これには、サプライチェーン管理や、医療機器や医薬品、臨床試験検体の出荷や保管、フルフィルメント、このパンデミックに対する闘いが続く中で複雑なニーズに対応するための敏捷性と柔軟性の強化などのサービスが含まれます。
UPS Healthcareについて
UPS Healthcareは、グローバルサプライチェーンソリューションと専門知識を、医薬品企業やバイオ医薬品企業、医療機器企業に提供しています。UPS Healthcareは全世界に、約800万平方フィート(74.3万平方メートル) 以上のcGMPまたはcGDPに準拠したヘルスケア配送スペースを有しています。UPS Healthcareはまた、約900の拠点の在庫保管施設からなる、世界有数の規模のネットワークも保持しています。CRTやCRTや極低温など厳格な温度環境が必要な荷物や、常時監視が必要な荷物については、 UPS Healthcareには、UPS® PremierやUPS Temperature True®、UPS Proactive Response®サービスなどのソリューションがあります。UPS Healthcareは、ヘルスケアやライフサイエンス部門の複雑で進化するサプライチェーンのニーズに応えるため、MarkenやCEMELOG、Poltrafの買収を含む能力拡大に努めています。ups.com/healthcareをご覧ください。