UPSはシンガポールのヘルスケアのサプライチェーン能力を強化

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シンガポール

IATA CEIVファーマ認証1を取得し、高額で時間の制約が厳しく温度が管理される医薬品貨物の取り扱いと輸送でのUPSの能力を実証

UPS(NYSE:UPS)は本日、シンガポールのチャンギ空港での貨物輸送業務が、医薬品物流についてのIATA CEIVファーマ認証を受けたことを発表しました。この認証は、アジア太平洋地域のUPSで初のものであり、この地域でのUPSのヘルスケア物流の価値提案を強化するものとなります。高額の医薬品の安全かつ効率的な輸送における能力をさらに示すものとなります。

IATAのCEIVファーマ認証は、IATAと規制当局、航空業界の利害関係者が策定した業界の認証です。品質管理システムや施設、機器、運用、スタッフの専門知識を含む総合的な基準について、企業を評価するものです。認証では、企業は、IATA温度管理規制や欧州連合の適性流通基準、世界保健機関の医薬品に関する付録5適性流通基準、米国薬局方基準などの既存の多くの医薬品基準やガイドラインを満たすかそれ以上であることが求められます。

「医薬品は時間と温度の制約が厳しく、輸送プロセス全体で特に注意が必要です。通常の荷物ではなく、命を救う配送となる場合もあります。この認証は、ヘルスケアやライフサイエンス部門のUPSのお客様が、高額の出荷で当社を信頼して利用するようになったという、高い基準の取り扱いや輸送を確認するものです」と、UPS Asia Pacificのヘルスケア戦略担当ディレクターのLim Bee Koongは述べています。

アジア太平洋地域のバイオ医学・科学のハブとして、シンガポールには全世界の医薬品企業上位10社のうち8社が拠点を置き、全世界の売上で上位10の医薬品のうち4つがシンガポールで製造されています2。物流の問題3で全世界で医薬品の1/3が廃棄されていることを踏まえると、ヘルスケアのサプライチェーンの完全性を保持することは、シンガポールのバイオ医薬品製造部門にとって不可欠です。

IATA CEIVファーマ認証のような業界をリードする基準で価値提案を強化することは、信頼を高めてイノベーションを推進し、ヘルスケアやライフサイエンスのエコシステムでの患者のケアを改善するためのUPSのビジョンの一環です。

この取り組み以前に、単一の事業部門内で全世界のすべてのUPSヘルスケア業務と商業グループをつなぎプロセスを一本化し、やり取りと意志決定を迅速化するための、専属のUPS Healthcare部門が作られています。同社は、新たな能力やスマート・グローバル・ロジスティクス・ネットワークのための自動化、データの活用、分析、革新的なテクノロジーへの投資を含む、組織変革を行っている最中です。

「継続的なアップグレードとテクノロジーへの投資により、ヘルスケアサプライチェーンの可視性が高まっています。例えば、UPSは世界中に戦略的に配置されたコントロールタワーでUPS Temperature True®の出荷を監視し、温度に敏感な医薬品を劣化させる可能性のある温度変化を監視しています。こうしたお客様第一の取り組みが、IATA CEIVファーマ認証へとつながりました」と、Limは述べています。

1. 国際航空運送協会の、医薬品物流のインディペンデント・バリデイターのCentre of Excellence
2シンガポール経済開発庁
3IATA

UPS Healthcareについて

UPS Healthcareは、グローバルサプライチェーンソリューションと専門知識を、医薬品企業やバイオ医薬品企業、医療機器企業に提供しています。UPSは全世界に、800万平方フィート(約74.3万平方メートル) 以上のcGMPまたはcGDPに準拠したヘルスケア配送スペースを有しています。UPSはまた、約900の拠点の在庫保管施設からなる、世界有数の規模のネットワークも保持しています。CRTや極低温など厳格な温度環境が必要な荷物や、常時監視が必要な荷物については、UPS® PremierやUPS Temperature True®、UPS Proactive Response®などのソリューションがあります。UPSは、ヘルスケアやライフサイエンス部門の複雑で進化するサプライチェーンのニーズに応えるため、MarkenやCEMELOG、Polar Speedの買収を含むヘルスケア部門の能力拡大に努めています。ups.com/healthcareをご覧ください。

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