UPS、アジア域内の航空ネットワークを強化し、域内貿易の加速を支援

UPSは、アジア太平洋地域における航空ネットワークの戦略的な強化を発表しました。これにより、アジア域内のビジネスは、より迅速かつ信頼性の高い方法で新たな市場へアクセスできるようになります。
荷受人に荷物を手渡す配達担当者 荷受人に荷物を手渡す配達担当者 荷受人に荷物を手渡す配達担当者
  • 深圳~シドニー間の週5便運航で、成長著しい貿易ルートの輸送能力を強化
  • アジアおよびヨーロッパからオーストラリアへの配達所要時間が1日短縮
  • ベトナム発中国・香港向けの翌日配達に対応、輸送能力も2倍に拡大

シンガポール、2025年9月16日 - UPS (NYSE: UPS) は本日、アジア太平洋地域における航空ネットワークの戦略的な強化を発表しました。これにより、アジア域内のビジネスは、より迅速かつ信頼性の高い方法で新たな市場へアクセスできるようになります。今回のアップグレードは、ヘルスケア、ハイテク、産業機械、自動車といった成長分野を中心に、堅調に拡大を続ける域内貿易の需要に応えるものです。

「アジア太平洋地域では、グローバルな貿易環境が変化する中でも域内貿易が堅調に推移しており、UPSとしても強い成長の勢いを感じています」と、UPSアジア太平洋地域プレジデントのウィルフレド・ラモスは述べています。「UPSは、お客様のサプライチェーンをより柔軟で迅速、かつ地域との接続性を高めることで強化し、変化の激しい市場でも安心して成長できるよう支援しています。」 

アジア-オーストラリア間の便数を増便

今回の強化策の中心は、UPSのアジア域内ハブである中国・深圳とオーストラリア・シドニー(キングスフォード・スミス空港)を結ぶ直行便の増便です。この路線は、UPSの自社機「ブラウンテール(browntail)」ネットワークによって週5便に拡大され、輸送能力が従来の4倍以上に増加。アジア主要市場からオーストラリアへの配送頻度が大幅に改善されました。

中国本土、香港、日本、マレーシア、フィリピン、韓国、タイ、ベトナムからオーストラリアへの輸送時間が1日短縮され、これまで3営業日かかっていたものが2営業日で到着。金曜日の集荷分については翌営業日(月曜)配送も可能になりました。また、アジア主要市場への輸出、および欧州からの輸入についても、輸送時間が1日短縮されます。

これにより、オーストラリア企業は、医薬品、医療機器、特殊機械や自動車部品など、重要な物資をより迅速に調達し、新たな市場へと自信を持って展開することが可能になります。 

ハノイ–深圳ルートを拡充、需要増に対応

ベトナムと中国本土間の需要拡大に対応するため、UPSはハノイ–深圳ルートに大型のボーイング747貨物機を投入し、週当たりの貨物輸送能力を2倍の570トンに増強しました。これにより、ベトナムから中国本土、香港、日本、マレーシア、タイへの配送能力が向上し、ベトナム発の荷物は中国本土および香港へ「翌営業日配送」が可能となります。

 

アジア太平洋地域での継続的な投資

今回の発表は、UPSがアジア太平洋地域で進めている一連の投資の一部です。マレーシア・ジョホール州セナイでの新施設の開設や、日本の九州地域からの国際配送サービス拡大などを通じて、地域内外への接続性をさらに強化しています。

UPSは、世界規模でのスマートな物流ネットワークとソリューションへの継続的な投資を通じて、あらゆる規模の企業がグローバルサプライチェーンを最適化できるよう支援し続けます。

UPSのグローバルネットワーク内の配達時間の詳細については、UPSの配達時間と料金の計算をご参照ください。

 

UPS について

UPS(NYSE: UPS)は、世界有数の大企業で、2024年の売上は911億ドルに達し、200以上の国と地域の顧客に広範な統合されたロジスティクスソリューションを提供しています。当社の約49万人の社員は、「大切なものを運ぶことで世界を前進させる」というUPSの社会における存在意義に重点を置き、簡潔で強力な次の戦略を活用しています。お客様第一。人材主導イノベーション重視。UPSは、環境への影響を軽減し、全世界の当社が業務を行う地域社会の支援に努めています。詳細については、www.ups.comおよびabout.ups.comwww.investors.ups.comをご覧ください。

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