イタリア、プラート
イタリアのルネサンスの中心として、トスカーナは数世紀にわたり変化の前衛となってきました。イタリアの製造業者は2020年の変化に対応し、全世界の顧客への輸出を再び増やす準備をしています。直近のルネサンスをサポートするため、UPSは顧客の成長を支援するための能力への投資を行っています。当社の新しい物流センターはトスカーナの中心にあるプラート市にあり、同センターを活用して引き続き、「Made in Italy」の優れた品を世界に再び輸出できるようになった時に必要なサービスを企業に提供できます。
UPSはイタリア企業と30年にわたり協力し、トスカーナの経済とプラート地区の誇りである繊維製品製造企業を含むイタリアで最も著名な産業向けに、カスタムのソリューションを提供しています。中世初期に遡る羊毛加工の伝統を持つトスカーナの紡績業者や機織業者は、職人的な専門知識と起業家精神を兼ね備えており、国内外のファッション供給市場を代表する存在となっています。この経験から、Lanificio Cangioliを含むトスカーナの世界を代表する毛糸生産業者を見つけることが可能になりました。
「当社は、今日のニーズに対応し、明日のトレンドを予想するというミッションを実行しています。20年間にわたり、当社はUPSを利用して国際市場に進出し、日々の連絡に基づき信頼関係を築いてきました。我々に共通する特徴はスピードです:我々が毛糸製品を製造するのと同じスピードで、UPSは当社の100% 「Made in Italy」の製品を全世界に出荷します。この新たなセンターに投資することで、UPSはトスカーナの企業にとっての確固たるパートナーであることを示し、それにより輸出に注力する当社のような中小企業は引き続き成長できます」と、Lanificio Cangioliの販売マネージャーのAlessandro Jentzschは述べています。
イタリア国立統計研究所の最新のデータによれば、輸出は6月から7月の間で5.7%増加しています。経済状況は引き続き流動的なことから、イタリア企業が、ドイツや中国など利益率の高い外国市場についての輸出戦略に重点を置くことがさらに重要になっています。UPSは両国にそれぞれ24時間、72時間でイタリアから配送ができます。
「この新たな施設の礎石を2年前に置いたときには、UPSのような物流企業が世界経済の支援で果たす重要な役割を誰も予想できませんでした。現在、当社は新しい施設のオープンを記念するだけでなく、イタリアのお客様が輸出を再開する際には、当社がサポートするというメッセージも送っています」と、UPS ItalyのマネージングディレクターのKarl Haberkornは述べています。「当社のお客様は出荷で当社を信頼していますが、それはトスカーナの優れた職人技と全世界に知られた「Made in Italy」というシンボルを表すものです。当社は、この微妙な移行段階であらゆるチャンスをつかむために、イタリアの経済エンジンの稼働を維持し、あらゆる規模の企業をサポートするために懸命に働いています。」
プラートにある新しい物流センターは8,000 m² の広さがあります。データを取得し配送の精度を高めながら、施設内で荷物を迅速に動かすスキャンや仕分け、コンベヤーのテクノロジーを備えています。この最新の施設は、イタリアにある21のUPSの施設の一翼を担うもので、UPSのヨーロッパの陸上ネットワークと、アンコナ・ファルコナーラやベルガモ・オリオ・アルセリオ、ボローニャ、ローマ・チャンピーノ、ベネチアからのグローバル航空ネットワークに効率的に接続します。
UPS について
UPS(NYSE: UPS)は、世界最大の貨物輸送会社で、2019年の売上は740億ドルに達し、220以上の国と地域の顧客に広範な統合されたロジスティクスソリューションを提供しています。当社の50万人以上の社員は、簡潔で強力な次の戦略を胸に掲げています。お客様第一人材主導イノベーション重視。UPSは、環境保護を主導し、世界中でサービスを提供している地域社会に、積極的に貢献することに努めています。UPSは、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンを、強力で揺るぎない姿勢で支援します。当社についてはインターネットでwww.ups.comを、また詳細についてはwww.pressroom.ups.comおよびwww.investors.ups.comをご覧ください。